せとかの特徴
色々な品種をかけ合わせて理想の品種に近づけた優等生です。オレンジ系の香りがしっかりあり、手で剥くことができ、酸味は柔らかく、しっかりした甘さです。
「きよみオレンジ」と「アンコールオレンジ」をかけ合わせた中間品種に、更に「マーコット」(マーコット自体みかんとオレンジのかけ合わせです)を掛け合わせてできた品種です。かなり狙ってつくりあげた品種といえます。
香りはアンコールオレンジ特有の甘い香りが外皮からしっかり香ってきます。そして、味もいくつかの海外の系統をかけ合わせていますので、オレンジ系統で、酸はほとんどなく、甘い香りと相まって、甘みを強く感じます。
また外皮は、手で剥くことができるほど薄いのですが、外皮が内皮に貼り付いているため、むき心地は藏光農園のゆらわせみかんと同じ感じです。つまり剥きにくいです…
剥きにくいのですが、きよみオレンジのように内皮が一緒にはがれて手が汚れてしまうということはありません(多少は破れてしまうことはあります)
一方、内皮ですが、外皮をむき終わり、二つに割る時は、ペリペリと破れるほど薄いです。
ですので、食べた時に内皮が残って気になることはありません。
さらに一粒一粒のさじょうも小さくて柔らかく、粒々を感じないとろっととろける食感です。
というように、消費者目線では申し分ない理想の品種ですが、いまいち生産量が伸びていません…
それは何年栽培しても新芽に多数発生する長く鋭いトゲのせいです。柑橘も傷つきますが、人にも刺さります。このトゲ切りにとてもとても手間がかかるのです…
藏光農園では、2025年から本格的に販売を開始した新顔の柑橘。
ハウス栽培で育てていますが、通常ハウス栽培は1-2月出荷のところ、一ヶ月程度じっくり待って樹上完熟させて収穫しています。
(食べ比べセットには先行して入れております)
元々酸が低い品種ですが、収穫したての酸が気になる場合は、数日~1週間のほどおいてからお召し上がりください。元々糖度はあるのでしっかり甘くなります。
藏光農園の柑橘の特徴
除草剤を使わず、年中草刈りをしています。
また、農薬をできる限り減らして育てています。(慣行栽培比で8~9割減です)
そのため、表面に黒っぽい跡や点等いろんな顔をしています。
魚の骨入りの有機肥料で育てています。
(農産物の調子を見ながら、樹勢回復のためスポットで化学肥料を使用することもあります)
品種 | せとか |
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内容量 | 2.5kg |
収穫・発送時期 | 3月 |
発送について | 完熟したものを一個一個選別しながら発送しますので、申し訳ありませんが配達日時指定はお受けできません。 |
返品について | ナマモノにつき、返品不可とさせていただきます。 ただし、注文との相違など当方の手違いによる送付等ございましたら交換対応をしますので、受取次第速やかにご連絡ください。 |