2018年9月4日台風21号にて、被災いたしました。
現状、確認できているだけでも
・カーネーションのハウスが5棟中3棟が全半壊
・みかんの苗木100本が塩害にて枯れる
・梅の木が塩害に遭う
・柑橘の木が数十本倒れる
以上のような状況です。
ゆらわせみかんの実は、今のところ影響が少ないように見えますが、みかんの葉が塩害で落ちてきているため、
今後の様子を見て行かねばならない状態です。
当地は海から7㎞ほど離れているため、これまで塩害とは無縁の地だったため、塩害に関しての影響は未知数です
カーネーションのハウスの現状
・普段ほとんど風の影響を受けない小ハウスを除き、すべてビニールを外した状態でしたが、基礎がゆがんだり、屋根が落ちたりといった状態です
・一部塩害で枯れ始めている株が出てきています
・基礎が歪んだハウスについては、ビニールをかけることが困難なため、加温することができません。母の日のカーネーションの収穫量が半分以下に落ちると想定しております
・また、2020年以降の栽培については縮小、中止も含めて現在検討中です
みかんの現状
・みかんの苗木100本が塩害にて枯れる
→一部枝が生き残ったものもあるため、土壌に中和剤等を撒くことを検討
→10/1 土壌灌注、また葉に液肥(液体肥料)3~4回撒き、現在秋の新芽の芽吹きを確認できました
・柑橘の木が数十本倒れる
→立て直しはしましたが、根が切れたものも多いため、これから枯れ込み始めるものも出ると予想
・柑橘の成木も塩害にて葉が落ち始める
→10/1 現在経過観察中。あまりに葉が落ちるようだと、ゆらわせ等も早期収穫を視野に入れる必要性あり
→落葉は止まったものの、例年よりも小粒のまま成長が止まっているため、今期は早期収穫を予定。
11月初旬までに販売を完了させ、樹体を休ませていくことを検討しています
梅の現状
・梅の木が塩害に遭う
→経過観察中。落葉樹なので判断がつきにくい。最終判断は春の新芽を待つ必要あり
周辺の状況
・川辺の雑木や、山の雑木が塩害に遭い、枯れており、異様な光景です
まだ進行中の症状もあり、これからまだ経過観察が必要です。
また、カーネーションのハウスの建て直しには1000万円単位の資金が必要となるため、今後将来計画の変更も含めて検討していきます