2024年の夏もまた雨が降らず、水不足で木が弱ってきていましたので、全ての畑に灌水パイプを設置し、水やりに回りました。この夏も水やり仕事が重要な作業となりました。 今年も実が真っ黒になる食害を出すサビダニの予防に努めましたが、まだ真っ黒な「おさびちゃん」が出ています。個性豊かなみかんたちをよろしくお願いします!!
10/10現在、隣の畑をサルが襲撃し、みかんを食べられ始めています。これほど平地の畑まで侵出されるのは初めてで、どう防いでいけばいいのか対策試行中です。今年のみかんを無事にお届けできるように頑張ります。
時間の経過と共に酸味が落ち着いていくため、発送時期によって味が変化してきます。
また収穫する時期や畑によってもサイズ感は変わります。
「ゆらわせ」はみかん農家の中で「さわやかな酸味もある上で、甘みが強く凝縮された品種」と、とてもおいしい品種として知られていますが、その作りにくさから生産量が少なく、さらに樹上完熟をさせることは珍しく、市場での流通量は限られています。
酸味と甘みのバランスが取れた品種で、さらに内側の袋が薄いためとても食べやすいです。中でも甘みがぎゅっと凝縮される小さ目の玉を選別してお届けします。
極早生(ごくわせ)みかんですので、通常のみかんよりも早く、10月から発送開始です。ご注文をいただいたら、完熟したものを収穫して発送いたします。
極早生みかんなので、皮に若干の青さが残る場合があります。
また、低農薬で育てているため、黒点等がついています。贈り物にされる場合は、ご注意くださいませ。特に初めてのご注文で、贈り物にされる場合、当園よりご依頼者様へ確認させていただく場合があります。(2023年のゆらわせみかんの農薬使用量は、慣行栽培比7割減。肥料は有機配合(有機67%)。除草剤は不使用です)
強い酸味がお好みの方は、購入手続き画面にて、「酸味を希望」にしていただければ、強い酸味が残る早めの時期にお届けいたします。元々酸味があるみかんですので、後半になっても酸味はあります。
当園のみかんへのこだわり
- 1:不要な農薬はできるだけ使わないよう、その年の状況に合わせて生産しています
- 農薬は慣行比で7割減で、特別栽培基準よりもさらに農薬を減らして栽培しています
- 2:適期収穫をしており、樹上で完熟したもののみを収穫して、お詰めしています
- 極早生みかんのため、通常は9月末から収穫をはじめ、10月上旬で収穫を終えるのですが、当園では樹上完熟するまで待ってから、10月中旬以降に収穫、発送いたします。
通常の収穫方法は、「総取り」と言って、完熟していないものもすべて一度に収穫してしまうのですが、これでは未熟なものも混じってしまうので、当園では一つ一つの完熟具合を目で確認して収穫します。 - 3:少量生産だからできること
- 当園のみかんは基本的には家族ふたりで収穫・発送をしています。少量生産だからこそ、基本的に発送の前日に収穫を行い、機械を使わずにひとつひとつ手で選びながら、箱詰めします。 ・到着後にすぐに食べていただけるよう、樹上完熟したものだけを発送の直前に収穫し発送します
・選別機を使うとコロコロ転がすことでみかんにダメージが生まれ、酸が飛んでしまうため、ひとつひとつを手でより分けます
・箱詰めは、箱の下部に皮が強めのつぶれにくいものを入れ、上部に皮が柔らかめのものを入れています
さらに美味しいだけではなく、骨まで元気になるすぐれものです!
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