現園主俊輔からのお知らせ
2025年2月22日 現園主俊輔よりお知らせがあります。
皆さまにお楽しみいただいたカーネーションやみかんを育ててきた、前園主の父・敏章が2025年2月15日に息を引き取りました。
人生77年の多くを農業に捧げた人でした。
藏光農園の実質初代であり、味にうるさかったことと、体質的にかぶれる農薬があったため
実質的に低農薬栽培の体系になっていたことが、2代目の我々の農業の方向性を決めることになりました。
そして、農業経験ゼロで就農した我々に(「見て盗め」が多かったですが)美味しい柑橘の育て方を教えてくれました。
これからは天から藏光農園を見守ってもらいたいと思います。
なお実質的には、就農から10年ほど経った2020年ごろから代替わりし、全ての柑橘の作業を我々で行っているため
品質に大きな影響はない見込みです。
カーネーションでは、多くのお客様からいただく「きれいなまま長持ちする」という喜びの声に、父も目を細めて喜んでいました。
みかんでは「ついつい手が伸びてしまう味」を常々口にしており、こちらも多くのお客様からの「美味しい」の声に大変喜んでいました。
お付き合いいただいた皆さまありがとうございました。
父が残してくれた畑、そして、父が好きだった音楽、車、バイク、犬、どれもが今の藏光農園を形作る要素になっています。
これからも父のように遊び心ありつつも真面目に畑に向き合い、口癖である「見た目より味や」を実践していきます。
今後とも藏光農園をどうぞよろしくお願いいたします。